福蔵院(真言宗豊山派)の節分会は、先代住職の星野俊英僧正が、終戦直後の昭和20年代半ば、人々の気持ちが沈み荒んでいた時代に、再び鷺宮のまちに活気あふれるコミュニティーがうまれるようにと願って、まちの誰もが楽しく参加できる行事として始めたものです。 現在も、伝統的な文化行事として毎年開催されていますが、多くの人が参加できるようにとの配慮から、節分当日にこだわらず2月3日直前の土曜日に行われます。 今回、福蔵院住職 星野英紀(ほしのえいき)氏のご厚志により福蔵院の節分会についてご寄稿いただきましたので、是非ご覧ください。
福蔵院と節分会
前日から強い雨が降り続いていましたが、昼過ぎには上がり、例年通り多くの参詣者が集まりました。 境内には雨の中でも豆まきができるよう、本堂前に雨よけの大きなテントが用意されていました。