写真中央にみられる丸い大きなものが、茅の輪(ちのわ)と言い茅草(かやくさ)で作られています。
これをくぐることで、半年間は病気や罪などの厄から逃れることができるため、古来この地域でも6月30日と12月30日の年2回、多くの人が八幡神社にお参りして、茅の輪をくぐってきたと言われています。
2回のうち、特に年末の茅の輪くぐりは、その年の厄を落として新年を迎えるという意味から「年越しの大祓い」として重んじられています。12月30日にお参りできなかった人のために、小正月が終了する1月15日くらいまで延長して茅の輪が置かれています。
古歌を唱えつつ、左から右から再び左からと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。 |