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聖オディリアホーム乳児院移転のお知らせ |
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社会福祉法人 聖オディリアホーム乳児院(白鷺1−15−15)が、このたび建物の老朽化などのため、上鷺宮に移転します。
つきましては、子どもショートステイ(0歳〜3歳未満)と、病後児保育が一時休止されますのでお知らせします。
移転時期 平成20年2月下旬
休止期間 平成20年2月22日(金)から3月9日(日)まで
移転先 中野区上鷺宮5−28−28
なお、病後児保育は、区立仲町保育園でも実施しています。
子どもショートステイと病後児保育についてのお問い合わせは
中野区役所 子育て支援分野 子育てサービス担当 03(3228)5612へ
併設の聖ピオ保育園は事業に変更はありません。

聖オディリアホームの新しい建物
(上鷺5−28−28) |

現在の聖オディリアホーム
(白鷺1−15−15) |
聖オディリアホームの紹介
乳児院とは
児童福祉法に基づき、様々な事情で家庭で育てることが困難な2歳未満の乳児を、24時間保護者に代わって養育するところです。
「赤ちゃんの家」として安定した生活の場と養育の場を提供することを目的としています。
聖オディリアホームでは
育児不安についての電話相談を受けるほか、区の委託を受けて、0歳から3歳未満のショートステイや、生後6か月から就学前の集団保育が困難な病気回復期にあるお子さんを対象にした病後児保育を受け付けています。
赤い屋根の家
戦前、現在の若宮小学校校庭近くに、外国の方が居住する赤い屋根の洋館がありました。
妙正寺川沿いの田園風景の中に、洋館と金髪と青い目をした住人たちは、当時の鷺宮の人々にはとても珍しくうつったようです。
その後ドイツから来たシスター オディリア・レーマン女史の自宅となり、氏は自宅を開放して「キンダーハイム」を開いて恵まれない乳幼児の世話をするようになりました。
レーマン氏は、ドイツ日本大使館のベビーシッターで、大使館員の帰国と共に昭和6年に来日したそうです。
「キンダーハイム」は、「聖オディリアホーム乳児院」となり、鉄筋コンクリート4階建ての新館を建て、白鷺1丁目福蔵院南の地に移転しましたが、今なお赤い屋根の家とその住人のことは、人々の記憶に残っています。
『沿革』
昭和16年 「キンダーハイム」開設。
昭和23年 私立乳児院「オディリアホーム」を開設。
昭和24年 児童福祉法による乳児院として認可される。
昭和28年 社会福祉法人となる。
昭和39年 白鷺1丁目 福蔵院南に移転。
昭和44年 聖ピオ保育園事業開始。
平成 2年 区の保育事業を受託するようになる。
平成20年 上鷺宮5丁目に移転。
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